アラン・ワッツのスピーチ「あなたは何を望んでいるのか?」

イギリスの哲学者 アラン・ワッツ(1915年1月6日 – 1973年11月16日)の個人的に好きなスピーチの文字起こし。

あなたが望んでいることは何ですか?

あなたがしたくてたまらないことは?

どんな状況を思い描きますか?

私はよく学生の進路相談にのることがあります。

学生は言います。

「もうすぐ卒業なのですが、何をしたら良いのかわかりません」と。

そこで私はいつもこう聞きます。

「もしお金が存在しなかったら君は何がしたい?」

「何をして君は人生を楽しみたい?」

すると、現代の教育を受けた若者たちは皆こう言います。

「画家になりたい、詩人になりたい、作家になりたい。でもそれではお金が稼げない。」

またある学生は、「馬に乗ってアウトドアな生活がしたい」と言います。

そこで私は、「君は乗馬学校で教えたいのかい?本当に何がしたいのかもっと深く考えてみよう」と言います。

何がしたいのか掘り下げていって、ついにそれがわかったら、私は学生に「それをしなさい。そして、お金のことは忘れるんだ」と言っています。

もしあなたが「お金を得ることが最も大事なことだ」と言っているとしたら、あなたは完全に人生を無駄に過ごすことになります。

なぜなら、やりたくないことをする生活を続けるために、やりたくないことをし続けるからです。

これは実に馬鹿げたことです。

そんな惨めな状態で長生きするより

短い人生でも好きなことをやって生きる方がマシでしょう。

何でも良いんです。

あなたが本当にやりたいことをやっていれば

いつか達人になれるでしょう。

「好きこそ物の上手なれ」なのです。

そのうちあなたにそれなりの報酬を払う人も出てくるでしょう。

だからそんなに心配しなくて良いんです。

誰かが必ず興味を持つ人が出てきます。

あなたのやっていることに興味を示してくれます。

自分がやりたくないことをして人生を過ごすなんて実に馬鹿げたことです。

したくもないことに人生を費やせば、子供たちにまで同じような道を辿るように教え、受け継がせてしまう。

我々は子供たちに自分が生きてきた人生と同じような人生を送らせる教育をしてしまっています。

自分の子供たちが彼らの子供たちを自分と同じように育て、似た人生を歩ませる姿を見ることで、自分の人生を肯定し、満足しようとしているのです。

まさに吐き気がするのにいつまでたっても吐き出せない状態で生きています。

なので、この質問にじっくり取り組むことがとても大切です。

「私は何を望んでいるのか?」

ファイル・ロケーション: ライフ

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です