旧黒澤家住宅へ行ってきました

旧黒澤家住宅は群馬県上野村にある歴史の古い旧家で、国指定重要文化財に指定されています。黒澤家は代々、御林守として御巣鷹山の管理にあたり、将軍家に「鷹狩り」に用いる巣鷹を謙譲していました。御巣鷹山というと真っ先に飛行機事故が思い浮かんでしまうことが残念ですが、この地域には鷹狩りという伝統の技術があり、上野村と御巣鷹山は歴史の古い場所であること事が見学に行ってみて分かりました。

入場料は個人であれば大人300円・小中学生100円です。20名以上の団体では大人200円・小中学生80円となっております。開園時間は9:00~16:00、休館日は水曜・年末年始となっています。入場料300円は非常に安いです。

旧黒澤家住宅は、昭和45年6月17日に国指定重要文化財に指定され、その後、昭和54年に上野村が土地と一緒に所有者である黒澤氏より買上げ、村所有になったそうです。村所有になったあとは15ヶ月間の半解体工事を行い、解体時の調査に基づき復旧して当初の姿に整えたそうです。

茶の間。今で言うリビングですね。結構広いです。神社のようなものすごい立派な神棚があります。これほど立派な神棚は初めて見ました。

この住宅で特徴的なところは、西側の4つの部屋です。それぞれ休息の間、中の間、中段の間、上段の間といい南北に連なっており、各部屋の脇には廊下が伸びています。幕府の代官などが訪れた際に使用された部屋だったといいます。

茶の間の階段を上がると、2階は上野村とこの住宅に関する資料が展示されていました。

 

上野村は水田に恵まれない山間地であるため、養蚕による収入が大半を占めていたといいます。養蚕が行われるという事は機織も行われていました。この地域では機織は女性の必須スキルでした。また、上野村の環境は楮の栽培に適していたため、中世初期から楮を原料とした和紙の生産が盛んでした。

旧黒澤家住宅の地図と住所はこちら。「

ちなみに、旧黒澤家住宅の近くには例の航空機事故の慰霊塔があります。黒澤家と上野村の消防団の方々は航空機事故の対応にも尽力しました。これほど大規模な慰霊碑を自分たちの村に建設するということは容易な事ではないでしょう。上野村の住民の方々の寛大さと慈悲深さを感じました。

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