宗教についての考察

時代は2018年。空にはドローンが飛び、無人の車が公道を走り、AIが人間の仕事を代替しようとしている世の中だというのに未だに宗教というものが存在する。宗教は迷信であるためいずれ脱却できるだろうと考える人は少なくないが、現実には未だに宗教にまつわる問題がある。
なぜ人は宗教から自由になれないのかと突き詰めていくと、人は文化的なつながりを必要とする生き物であるためだという一つの結論にたどり着く。

生物的には人間は個体では脆弱な生き物であり、生まれた時には親による保護が必要で、生きていくうえでも固体同士で協力しあう必要がある。生きるうえでの知識や財産は親から子へと先祖代々受け継がれていく。人間が死んでも受け継いだ知恵や財産は残るため、生死を超えたつながりを意識するようになる。生死を超えたつながりの証として、魂という虚構の存在を定義する。魂という生死を超えた人格的存在を捉えることで共同体としての統合を保つ。
共同体全体のつながりを示すためには魂の系譜だけでは不十分であるため、魂より抽象的で高次元な人格的存在が必要になる。そこで生まれた人格的存在が神であると考えられる。

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