憧れのリンホフテヒニカ?「JollyLook」を使ってみた

JollyLookとはintax miniフィルム互換のレトロな風貌のインスタントカメラです。クラウドファンディングによって集まった資金で開発されました。

フィルムカメラ初心者なのですが、ついつい「射影機」にそっくりなリンホフテヒニカ型の外観に惹かれて買ってしまいました。フィルムは別売りです。

下記の記事も合わせてどうぞ。

JollyLook シャッターゴムの取替え シャッターが完全に落ちない問題を改善

箱を開けると下記のものが入っていました。

  • 本体
  • JOLLYLOOK MINIの露出対応表
  • 取扱説明書
  • シャッターの替えゴム
  • つっかえ棒

取扱説明書と露出対応表は英語なので読みづらいと思いますが、日本語の説明動画もあるのでご安心を。

カメラを展開する

カメラの本体をボタンを押しながらストラップを引っ張って開けます。

カメラを立ててレンズボードを任意の所まで引っ張ってつっかえ棒をします。レンズボードの引き出す長さによってピントが合う距離が変わります。

カメラの設定

レンズボードですが、左のダイヤルでF値、左下がシャッターボタン。右下のM Aのスイッチがシャッターモード切替です。

F値

F値はPH, 8, 11, 16, 22, 32, 45, 64があります。明るさなどの条件に応じて切り替えます。

シャッタースピード

ファインダー上部の錘でシャッタースピードを切り替えられます。錘有りで1/150、無しで1/250です。

シャッターモード

ファインダーを引き出した状態でモードをMにすると、シャッターが2段階になります。1度押すとシャッターが開き、もう一度押すとシャッターが閉じます。光量が少ない環境やピンホール撮影の際に使用します。モードAは通常のシャッターです。

フィルムをセットして撮影してみる

カメラ後部のストラップを下部にあるボタンを押しながら引っ張って明けてフィルムをセットします。

ハンドルを回してフィルムの蓋を取ります。

ファインダーをカチッと言うまで引っ張り上げて、シャッターボタンを押すとシャッターが落ちます。カードボード製なので丁寧に扱いましょう。

適当に部屋を取ってみました。

f/16だと結構暗いですね。45くらいだとちょうどいいかも。なんて考えるのもなかなか面白いです。

撮影後にフィルムを取り出す際にハンドルを回しすぎると次のフィルムの薬液のカプセルが破壊されてしまうので、ハンドルを回し過ぎないようにしましょう。こんなもんかなと思ったら、軽くフィルムを引っ張ってみてください。引っかかりがあるようだったら回し足します。

シャッターも紙と輪ゴムでできているので摩擦が大きく、上手くシャッターが落ちない場合があります。そんな時は無溶剤のシリコンスプレーを可動部に少し吹くといいでしょう。ただし、556などの油性のものや溶剤が入っているものは紙がヘナヘナになってしまうので吹かないでください。

いろいろ設定を変えて晴れの日の外を撮ってみました。5枚目で成功。

距離的には∞ですが、∞だとピンボケなので2.5mで撮ったらちょうど良いです。冬の晴れの日のF値はf/45がちょうど良いですね。

露出対応表

雰囲気で訳しました。

コンディション 参照番号
めっちゃ明るくてぎらついた水や雪 10,11,12,13
晴れの日 8,9,10,11
晴れてるけどちょい曇り 8,9,10,11
曇ってるけど明るい 6,7,8,9
曇り 4,5,6,7
めっちゃ曇り 1,2,3
夕方、夕日、室内だが晴れていて窓の近く 0
シャッター F値
8 11 16 22 32 45 64

1/150
錘有り

0 2 4 6 8 10 12

1/250
錘無し

1 3 5 7 9 11 13

フィルムカメラのロマン

鮮明な写真を撮りたいのなら最新のデジタルカメラを使えば良いし、キレイな風景やモノを撮りたいのであれば、キレイな風景やモノがある所に行けば良い。しかし皆がそのような啓蒙的な写真を撮っていたら、インスタグラムには「ラテアート」と「パンケーキ」と「青空」の写真で埋め尽くされ、それらは陳腐化していく。

最近はキレイな夕日の画像を撮った所で何も感じない。なぜならもっと良い写真なんてネット上を探せばいくらでもあるのだから。デジタルとインターネットの時代においては、撮る写真は全て二番煎じ以下でしかない。皮肉にもキレイな画像ほど陳腐化している。

この陳腐の世界から抜け出し、唯一無二の作品を撮るのならアナログで撮るという選択肢がある。デジタルの時代だからこそ、アナログのフィルムカメラが再評価されてきている。と思います。

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