ウォーキングデッド 感想

今更ながらウォーキングデッドをアマゾンプライムで仕事をしながら見ています。まだシーズン6までしか観れていませんが、現時点での感想を書きたいと思います。

世界初のゾンビ連続ドラマ

ウォーキングデッドはウォーカー(ゾンビ)によって荒廃した街でウォーカーや人間と死闘を繰広げながら生き延びていくという単純明快なストーリーです。手足がもげていても、内臓がむき出しでも怯まず不気味に襲い掛かってくるウォーカーの姿はとにかくグロい。
世界初のゾンビモノの連続ドラマというだけあって、非常にクオリティの高い作品になっています。主要キャラクター一人ひとりにバックストーリーがあり、人間の本性、錯綜する思惑、イデオロギーの対立など、心理面もリアルに描かれています。B級作品が溢れかえっているゾンビモノの作品とは比べてはならないくらいにウォーキングデッドは別格の存在です。

後ろにジムニーSJ40が!

寄り集まった生存者で構成される社会

政府が機能しなくなった世の中では弱肉強食・適者生存で、人間は個体では生きられないため寄り集まりグループを形成します。
グループごとに統治方法は異なり、例えば、物資を略奪するギャンググループ、真実を隠しプロパガンダで固められた全体主義グループ、多数決を重視する民主主義グループ、貨幣の代わりに「施し」を流通させている互酬経済グループなどが乱立しています。敵はウォーカーだけだというのに、人間側には様々なイデオロギーがひしめき合い、仲間同士での小競り合いやイデオロギー同士の武力衝突などが起こります。ウォーキングデッドを見ていると社会とは正義とは何かと考えさせられます。正義とは本質的には個人の主観に過ぎず、同一の方向を向いていれば同志になり、異なる方向を向いていれば敵対する。ただそれだけのものだとつくづく思います。

イーストマンがモーガンに植芝盛平の著書を差し出す
杖術の稽古をするイーストマンとモーガン

シーズン6で合気道が取り上げられていましたが、合気道に関してはノーコメントです。ドラマで取り上げられただけで嬉しい限りです。

何よりグロいのは人間だった

脳幹を破壊するだけでいいはずが、ウォーカーの頭を鈍器やナイフでめった打ちするシーンが少なからずあります。その様子はどっちが悪なのか分かりません。それが爽快なのかもしれませんが品がありません。ゾンビモノで品を求める事自体おかしいですが、素晴らしい作品なのにその点残念です。

シーズン1の初っ端から主人公の妻が主人公リックの親友シェーンと浮気をしているというなんともグロいシーンがあります。リックは妻と感動の再会を果たし、シェーンと妻の浮気を知らないまま共に過ごします。(後に「実は気づいていた」的な事を行っていましたが)シェーンはその後も何食わぬ顔で親友面をしていてなんだかなぁと。妻は後に妊娠していることが分かり、その子はシェーンの子なのか夫の子なのか分からないという体たらく。ウォーカーよりグロいです。

ウォーカーは純粋な食欲だけで行動しているが、人間はそれ以上の欲によって、人を裏切り、支配し、行動している。生きた人間はウォーカーよりも醜い。

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