技と血筋

技よりも血筋によって「頭」が決まってしまう様子を見る度、違和感を抱く。

武術が軍事機密に相当するような時代では、武道の主な目的は技の伝承であり、血筋は無関係だったのではないかと思う。武道界に限らず、家を守るために養子を招いたりという話は昔ほどよく聞く。

法治国家である現代は「法人格」が法律で認められているため、より一層、血筋ではなく法人、つまり特定の個人ではなく、共同体としての活動と継続がしやすくなっているはずである。

血筋で世襲をしている共同体の危険な要素は、血を継いでいるからといって技も継いでいるとは限らないという事だ。血筋に拘っていたら、いつか伝承は薄まり消えていってしまうのではないかと思う。

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