猫の城 唐沢山城跡/唐澤山神社

千年の古城跡 唐澤山神社」へ行ってきました。

唐沢山城は延長5年(927年)に藤原秀郷によって築城され、慶長7年(1602年)に廃城になりました。主な城主は佐野氏で、本丸の唐澤山神社には築城主である藤原秀郷が祭られています。

平安時代から戦国時代を経て安土桃山時代までの675年間も歴史があるなんて凄いですね。一寸先すら予想ができない現代と比べたら物凄いタイムスケール感の差を感じます。

くい違い虎口(枡形門とも)は敵が流れ込んで来るのを防ぐための門で、城の入り口には必ずといっていいほどこのような形の門があります。

門を入って右手に天狗岩があります。ここには物見やぐらがあったそうで、見晴らしがいいです。
これはなんていう岩なんでしょうか。斜めにミルフィーユ状になっています。天狗岩を登ると平らになっているところがあって昼寝にはちょうど良い場所がありました。

大きな井戸は大炊(おおい)の井といいます。口径9m、深さ8m以上の大きい井戸です。築城に際して厳島大明神に祈請したとされています。現在まで涸れずに豊かな水を蓄えているとの事です。

やはり金山城にも全く同じような井戸があって、そちらも祈りや儀式などに使われていたそうです。

大手道を道なりに進んでいくと桜の馬場→南城館→本丸にたどり着きます。大手道は途中で鋭角になっているところがあり、侵入させない工夫がされていました。

標高249mの本丸から鳥居越しに景色を見ると、空に居るかのように錯覚します。

本丸の高石垣は400年以上前からそのままだそうです。この山は環境的に非常に安定したところなのでしょうね。

当時から涸れていない大炊の井があって水も豊富だし、見晴らしはいいし、当たり前ですが良い場所に城を造るんだなと関心しました。

唐沢山城跡には人懐っこい猫が住んでいます。ちゃんと去勢もされており、えさやりOKとのこと。人々は皆猫の前で跪き、撫でたりちゅーるをあげています。そんな様子を見て思いました。現在の城主は猫なのだ。

24時間ここに住まい、自らのかわいさをもってして人々から食糧を貰い、撫でさせたりと自分たちが望む事をさせる。本質的に猫が城主といっても過言ではないのでは。

城に携わった英霊が祭られているという霊廟

霊廟から引き返す時に気づいたのですが、霊廟の手前に猫の墓がありました。

この日は良い天気だったため結構な人で賑わっていたのですが、殆どの人は虎口から本丸を往復するだけで寄り道をする人が少ない印象でした。自分ですらここに猫の墓があるのに気づかなかったので多分殆どの人が気づいていないでしょう。生きている猫をかわいがるのもいいですが、亡くなった猫もちゃんと供養して欲しいですね。

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