足尾町の観光案内には載らない「赤い沼」簀子橋堆積場

足尾銅山や鉱毒事件などで知られている足尾町の山中には、鉱山跡から流出している有毒物質を沈殿させるための堆積場がひっそりと身を潜めています。足尾町は銅山跡を積極的に観光地化していますが、この堆積場だけはタブーなのか一般公開禁止となっており、入口には立ち入り禁止の看板があります。

衛星写真を見ると…

Googlemapの衛星写真を見ると足尾町の北側の山中に大きな堆積場があるのが分かります。この堆積場の面積は足尾の町の大半を覆い隠すほど非常に大きなものです。足尾の町の真上に堆積場があるのでもし決壊したらと思うと怖いですね。

よく調べてみると別の堆積場が何度か決壊しているようです。1958年に源五郎沢堆積場が決壊。1966年に天狗沢堆積場が決壊。2011年3月11日、1958年に決壊した源五郎沢堆積場が東北地方太平洋沖地震により再び決壊。

決壊した事による鉱毒被害は報告されていないようですが…

赤い沼を見に行く

タブーかのように観光案内に触れられていない立ち入り禁止の「赤い沼」を肉眼で見る方法はただ一つ。東側にある金龍山を登ります。

通洞駅から東に166m、ヤマザキショップの隣、足利銀行の向かいにある駐車場に車を置いて、通洞駅の北にある蓮慶寺に向かいます。

スチームパンクな配管があったのでパシャリ。

線路を渡って手すりのある坂道を登ります。

坂道を登る途中左手を見ると、堆積場の頭が見えました。

坂を登りきったら右に広場があるので曲がります。パット見行き止まりにしか見えませんが正規ルートです。痕跡から察するに、ここにはお堂か何かがあったのでは無いかと思います。

奥に進むと左手に石段が出てきます。

しばらく道なりに登っていきます。道なんて無いけど。このように庚申塔があるので目印にしましょう。奥に鉄パイプが見えますが跨いで進みます。

進んでいくと祠のようなものが出てきます。首が無いお地蔵さんが牛に跨っています。いわゆる首無しライダー?

隣にある石がモアイ像のように見えるのは気のせいでしょう。

さらに進むと左手に鉄塔が見えます。しばらくこの鉄塔沿いに登ります。

何本目か忘れましたが鉄塔をそのまま辿ると降りてしまうので、左の方(上へ)へ進みます。鉄塔の残骸が落ちてますので、目印として利用しましょう。

岩の尾根を歩きます。↓は振り返って撮影した画像ですが、こんな感じに道ができている所もありました。

しばらく尾根を歩くと。。。ついに現れました!「赤い沼」

左には埋め立てられた堆積場

案内板らしきものがある。立ち入り禁止なのに誰に向けた案内なのだろうか。。。

ググったらこの案内板の画像を見つけました。どうやって撮影したかは考えないでおきますが。

内容は一般人向けではなさそうですね。

足尾の町の大半を覆い隠すほどの巨大な施設に見てはいけないモノを見てしまった感を抱きながら下山。途中で足尾町を一望できるスポットがあったのでパシャリ。実はこの画像を取った後、下りる尾根を間違えそうになった事は秘密です。

登りは上を目指せばいいだけなので迷う事は無いと思いますが、帰り道は結構間違えやすいので鉄塔など目印を確認しながら気をつけて降りましょう。

おまけ 道中で撮った古い施設の画像

4階建てのビルのような建物は今にも崩れ落ちそうな古い建物ですが、どうやら現役で稼動しているようです。変電所でしょうか?建物に近づくと独特なハムノイズが聞こえます。

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