焼肉が苦手なんです

焼肉は肉の焼き具合を自由に調整できて、肉が焼ける匂いも間近で楽しめて非常にいいシステムだと思うのですが、世の中には焼肉に対して「客に焼かせるのは怠慢だ」というような趣旨の発言をする人が居るようで。

焼肉屋は「材料を客に押し付け店員はのんびり」?「楽しさが分からない」人に苦言殺到「後片付け、給仕、油掃除をしない人の意見」

自分は焼肉のシステム自体は肯定していますが、自分も焼肉の楽しさが分からない人種です。

おそらく、人はサルの時代から火を囲んで肉を焼くという記憶がDNAレベルで焼き付けられており、それが焼肉という形で現代もエンタメの一種として生きているのだと思いますが、自分はどうしても他人と同じ網で肉を焼くというのは心理的に抵抗があります。

なぜなら、例えば4人で食べるとしたら網の面積が1/4になり非効率ですし、他人が育てている肉が焦げてきた場合、所有権は自分に無いから見過ごすべきか、炭化して食べられなくなってしまっては元も子もないから他人の肉を裏返すべきなのかなどと悩みます。また、他人の並べた肉は何処からどこまで食べていいものなのか、「並べる」と「食べる」の仕事量を公平になるように自分も肉を並べなければ、かといって人の焼きたいタイミングを無視して並べるのもどうなのか、などと色々な事を考えてしまうのです。

一人焼肉というとどこか寂しいような偏見というかバイアスがありますが、自分は全然一人焼肉の方が気兼ねなく食べられて良いと思っています。なぜ一人立ち食いそばが良くて一人焼肉がダメなのか不思議に思います。

そんなことを考えている自分はサルの時代に生まれなくて本当に良かったなと思う今日この頃です。

ファイル・ロケーション: 随筆

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