2012年式スズキソリオが自宅の庭でバッテリーが上がってしまいました。といっても、完全に上がったわけではなくACC電源は入るが、セルモーターを回そうとすると「カチ、カチ、カチ」と言うだけで回らないという状態。出先で上がらなくて本当に良かった。

あんまり意味は無いけれど、バッテリーの電圧を見てみると10.36V。セルモーターが回る瞬間の高負荷時は0V近くになってしまうのだと思う。ちなみに健全なバッテリーだと13Vくらいあったりする。

7年持ったフルカワバッテリー

このバッテリー実は2012年に納車以来一度も交換をした事がありません。7年も稼動していたフルカワバッテリーの実力を見込んで同じものをジョイフルで購入してきました。値段は1万でお釣りがくる程度で、カインズの地球一周バッテリーより安かったです。初期バッテリーの性能ランクが46だったのに対し、こちらは55と少しスペックアップしました。

バッテリーのJIS規格の読み方ですが、55B24Lの場合は以下のようになります。

性能ランク:55
バッテリーの側面(小さい面)のサイズ:B
バッテリーの横幅(長い辺の長さcm):24
プラス端子の位置:L

詳細はこちらをご覧下さい。
https://panasonic.jp/car/battery/teach/te02.html

バッテリーの交換方法

バッテリーを外す前にODBからECUの学習データを電池でバックアップするデバイスが売られていますが、そのようなものは手元に無かったので使わずにやりました。バックアップしないとECUのマッピングや時計などがリセットされてしまいますが、時計は設定しなおせばいいし、ECUのマッピングは走行しているうちに学習していきますので特に問題はありません。

バッテリー交換のやり方ですが、まずマイナス端子を外します。マイナス端子はボディアースされているので、ボディアースを取ってしまうことで短絡するリスクが最小限になります。

次にプラスを外し、固定している板を8mmで外します。飛び出たネジの山が長すぎてソケットが入らなかったので、ペンチで回しました。

バッテリーを新しいものに交換します。

バッテリーの台に新しいバッテリーを乗せたら、板とボルトで固定し、プラスから接続します。最後にマイナスを接続して完了です。

充電が無い場合の事を考えて、ブースターケーブルも購入しましたが、幸い充電済みでセルモーターが軽快に回り、無事にエンジンが掛かりました。

バッテリー上がりのように見えても、オルタネータの故障である可能性があるので、エンジンを掛けた後にバッテリーのマイナスを外すというテストをしてみました。一瞬エンジン回転が落ちましたが、エンストはしませんでした。何度かやっても問題ないようなので、オルタネータはまだまだいけそうです。