エスカレーターは片側を空けて1列に乗るのは間違い

一般社団法人日本エレベーター協会によると、エスカレーター利用時の注意点として以下の3つをあげています。

  • すり抜けは危険です
  • 歩いたり走ったりすると身体のバランスを崩します
  • ケガなどで、片方の移動手すりにしか、つかまることのできない方もいます

https://www.n-elekyo.or.jp/instructions/escalator.html?tab=2

つまり、エスカレーターに乗ったら手すりに掴まり、決して歩かないというのが、協会が啓蒙しているエスカレーターの正しい乗り方です。しかしながら啓蒙の効果は芳しくなく、世間では相変わらず「片側を空けて一列に乗る」という文化が定着しており、個人的には人口密度の高い場所に行くほどその同調圧力が強く感じられました。これは多数に従うか協会の啓蒙に従うか、正しいか誤りかの二元論を超えた問題とも感じられました。

協会は”ケガなどで片側の手すりにしか掴まる事のできない人がいる”と具体例を挙げて片側空け文化を否定していますが、片側空けは機械的にもよろしくないことです。エスカレーターの設計がもし左右対称に設計されているのなら、片側だけに荷重が掛かっている状態は、左右の部品の磨耗具合に差が出て機械としての寿命にもかかわります。エスカレーターは2人横並びできる幅のものが一般的ですが、これは1段に2人乗ることを想定しての事であり、右側を空けるためではありません。2人分のスペースがあるのに頑なに1人1段というのは運搬効率が半分ということで機械的にも利用者的にも合理的ではありません。

機械的、運搬効率的には左右好きな方の手すりに掴まり、1段に2人乗るという乗り方が正解なのでしょうけど、個人的には波風立てないように周囲に倣うのが最善だと思います。

ファイル・ロケーション: 随筆

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