ZC71Sのブレーキキャリパーオーバーホール

ZC71Sのブレーキキャリパーをオーバーホールしました。時間の都合上リアのドラムは出来ませんでしたがそのうちやります。

ブレーキホースを外す前にクランプで止血しておきます。完全には防げませんが、ブレーキフルード流出を遅らせることができます。劣化が進んだブレーキホースやステンメッシュのホースではやらないでください。

2本のスライドピンの12mmを外し、ブレーキホース12mmを外し、キャリパーを取り外します。ブレーキホースにはワッシャーが2枚挟むようにありますので落としてなくさないように気を付けてください。今回購入したオーバーホールキットにはこのワッシャーは付いていなかったので再利用します。
↓は片方のスライドピンのボルトを外した様子。パッド交換のみであればこれでいいのですが、今回はオーバーホールということで取り外します。

取り外したものがこちら。ゴム類の劣化はそれほどではありませんでした。

ピストンを取り外します。やり方はエアーを送ったりブレーキホースを付けたままブレーキを踏んで外したりいろいろありますが、簡単な方法としては、ブレーキホースの穴にドライバーを入れてハンマーで叩くという方法です。何もあてがわないと叩いたところは傷はつきますが、構造上問題ありません。

(オイル受けに関係ないものが入っているのは気にしないでください。)

飛び出たピストンを手で外し、名前が分からない大きい方のパッキンを外し、内側にあるリング状のパッキンを角を丸めたマイナスドライバーでホジホジして外し、軽く掃除しました。

手が汚れていたので諸々の画像は撮れませんでしたが、組付けました。パッキンをはめるのはちょっとコツがいります。やり方は↓の動画を参考にしました。(5:55~)

ちゃんとハマっているか、ドライバーでコツコツ叩いてピストンをもう一度出してみて外れないことを確認しました。

キャリパーは置いといて、ブレーキパッドを取り外します。固着していたのでローターを傷つけないようにマイナスでこじって外しました。
新旧比べてみました。一目瞭然ですね。

パッドのステーの板を取り外します。ただ引っかかっているだけなので歪まない程度にコジコジしてやれば外れます。

パッドについていたなき止め防止シムと一緒にエンジンコンディショナーを吹いてブレーキダストを溶かします。

なかなか汚れが溶けなかったのでブレーキパッドが当たる面だけを入念に掃除しました。

次にスライドピンを引っ張って取り外します。結構きれいだったので、パッキンを交換し、古いグリスを拭き取って、新しくラバーグリスをたっぷり塗りました。

パッドを組付けます。鳴き止め防止シムはローター裏パッド用と表パッド用を間違えないようにセットしてください。

最後にフルードの交換とエア抜きをしてきます。
10mのエア抜き用のブリーダーにワンウェイバルブをセットしてブリーダーを緩めてからブレーキを踏みます。この時、ブレーキフルードが切れないようにつぎ足します。ホースに気泡が現れなくなったらブリーダーを締めて新しいゴムのニップルを被せてエア抜き完了です。

完了。最後に軽く走ってみてブレーキの利きを確かめてフルードの漏れなどがないかを確認します。

今回使用したパッドは安いものでしたが、純正と同じようなフィーリングで効いてくれます。街乗りで十分な性能を持ったパッドだと思います。

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