他人の財布から金を盗むヤツに一言

「悪いことをしちゃいけません」だとかそういうつまらない説教を言いたいわけじゃない。リスクよりも効用の方が大きいならば奪っても構わない。なぜなら自然界では命やリソースの奪い合いによって成り立っているからだ。

しかし、人間界においては自然界には無い「罪と罰」がある。他人のモノを奪うことは罪とされている。それを考慮すると罪を犯して得る効用は罪というリスクに見合わなくなるようにできている。

人間界では、社会契約に基づき、生まれながらにして法律というルールが設定されており、それにより自分の生命や財産が守られている。法律に違反しようものなら相応の罰が与えられる。他人の財産や生命を奪うことなど、他人に迷惑をかける事に関しては特に厳しい罰が設定されている。ちなみに窃盗罪であれば、 10年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科される。

他人の財布からお金を盗んで儲けることと、懲役か罰金に加え新聞に載る等により、後ろ指をさされ信用されなくなったり等という社会的制裁が科されるとしたら、それでも盗みは得だろうか。もし捕まらないにしても、盗んだ事実が相手に判明した場合、弱みに付け込まれる事もありえる。相当な予測不能なリスクではないだろうか。

人間界において、あらゆる取引は合意の上で等価交換でなければならないと思っている。例えば、店で物を買う時は、商品と引き換えに対価としてお金を交換するということが基本だ。しかし、盗みという行為は、片方が損をして片方が得をするという状態を作り出す。このような公平ではない状態は、人の経済の摂理に反することであり、治安の悪化を招く。治安の悪化はめぐりめぐって自分の損にもつながる。

お金とは時間に比例して得られるものであり、時間とは人の命でもある。もし他人の財産や生命を奪うつもりならば、自分も同じように財産や生命を奪われる覚悟をしなくてはならない。そこまで度胸はあるか?

盗みを犯したからと言って人格全てを否定するつもりはない。相手が俺だからいいものの、もし怖い人のモノを盗んでしまったらどうなるか。そこが心配でならない。

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