需要の弾力性

その他 0 Takuya Kobayashi

値上げをしたらどれくらい売上が下がるか、値下げをしたらどれくらい売上が上がるか判断するのに重要なのは需要曲線と供給曲線の傾きです。この曲線が急であるか緩やかであるかを判断するために弾力性という概念を使います。

需要の弾力性とは、価格が1%変化したときに需要量が何%変化するかを示したものです。「需要の価格弾力性=需要の減少幅%/価格の上昇幅%」となります。

価格が1000から1200に20%上昇したときに、需要量が10から9に10%減るとしたら、価格弾力性は10/20=0.5となります。

弾力性が1を超える場合は、価格が変化したときの需要量がそれ以上に変化するため、弾力的な需要曲線と呼ばれます。逆に1よりも小さい場合は非弾力的な需要曲線と呼ばれます。

弾力的な財ぜいたく品に多くあり、非弾力的な財生活必需品などに多くあります。ぜいたく品というのは無理をしてまで買う必要の無い財ですので、価格が上がったは購入を控え、価格が下がって余裕ができた場合に購入するという行動が予想されます。また、似たような財がある場合は弾力性が上昇する傾向にあります。「吉野家が値上げしたからすき屋へ行こう」というように代替効果が働くためです。

一方、非弾力的な財として挙げられるものは、塩やガソリンなどです。塩の代わりになる調味料はありませんし、ガソリン車にガソリンの代わりに入れられる燃料はありません。そのような財は価格が上がっても我慢するしかないため、弾力性が低くなります。

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以上