勝敗は戦う前に決まっている

合気道 0 Takuya Kobayashi

勝敗は戦う前に決まっているものだと思っている。例えば素人がプロに戦いを挑んだ場合、その結果は簡単に予想できるだろう。

強さとは視覚では見えづらいものの、普段の鍛錬は確かに心身に蓄積されており、実戦となればその強さが明らかになる。実戦は日ごろの鍛錬の成果の発表の場であって、その本質は、勝者と敗者を決定する儀式である。

もし実戦で勝ったとしても、それは相手が自分より弱かっただけであり、もし自分が負けたのなら相手より自分が弱かっただけということ。強さは相対的にしか測れないため勝負は裁定取引(アービトラージ)である。よって、勝って喜ぶのは慢心、負けて悔しがるのは卑下である。

稽古では常に勝っている稽古を行い、日々鍛錬に励むことが重要であると思う。勝負の結果は鍛錬の副産物であり、本質ではない。

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以上