山は自分にとってのリミナルスペース

登山・キャンプ 0 Takuya Kobayashi

自分は小さいころから山に囲まれた環境で育ち、自然が大好きな少年でした。山に登ろうと思った最初の動機は、「あの山の向こう側には何があるんだろう」だとか「あの山から見た景色はどうなんだろう」という好奇心からでした。

ある日、小さいころから毎日よく見ている山に登ったことがありました。その山は日常の風景の一部のはずでしたが、実際に登ってみると、僻地感があって、物理的な距離と精神的な距離が一致せず奇妙な感覚がしました。最近、リミナルスペース(Liminal Space)という概念を知ったのですが、まさにこの感覚がリミナルスペースなのではないかと思いました。

何はともあれ自分は山を歩くのが好き(自分の中のリミナルスペースをただのスペースにしていく過程が好き)なので、リミナルスペースの件は抜きで山歩きを趣味だと自称したところ、他の山ヤと話が合わない。自分は純粋な興味で無名な低山を登っているだけに過ぎなくて、富士山を登りましたとか北アルプス縦走してきましたとかいうほどの分かりやすいストーリーが無いのです。

今はそれじゃいかんということで、とりあえず話題作りのために百名山を制覇しようかなとか思っていたりします。

最近、自宅から最寄りの百名山の赤城山に登ってみたのですが、すっかりハマってしまい、3週間連続で同じルートを歩いています。1回目は体力の限界を確かめて、2回目は反省を踏まえて装備を改善してテストをする、3回目も装備や歩き方を改善してテスト。同じコースを歩かないとデータが比較できない。データを取って装備を洗練するのも好きだったりします。

こんな調子なので百名山制覇は長い道のりになりそうです。